吹付断熱は特殊工程?スーパーウォールに決めた理由 @アットパッシブ(at-passive) 水戸
吹付断熱とSW工法で悩みましたがSW工法に決めました。(グラスウール系は予選落ち)
吹付け断熱は現場発泡を行いますが発泡後の正確な品質の保証ってどうなっているんだろう??と、疑念が残り落選。
基本的には大丈夫なんでしょうが問題なければ30年以上住むつもりの家に対してそんなに甘く判断して良いのかっていう…
カタログスペックみると価格は魅力なんですけどね
何故吹付断熱を選択しなかったか
吹付け断熱はISOやJIS等で言う所の特殊工程に該当する作業になるんだろうなーと雑感。
総額上がるとしても品質にブレが発生しやすいであろう選択を私は出来ませんでした。
(決して吹付断熱が悪い物だと言っている訳ではありません)
特殊工程って何さ?
特殊工程は簡単な例で説明しますと
ペンキやメッキ等の人間が行う作業である塗装はパッと見では色が付いているのは分かるけども、注文通りの厚さになってるか分からんし、どれくらい美観の保持や実際の性能が出せるか保証しかねるぜ!
という、ちょっとばかし保証が面倒な作業の工程になります。
というわけで、品質を保証する為に基本的には工程を作り込んで保証を行う必要があります。
以下、どういったルールを以て保証を行うべきか参照
【7.5.2 製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認】
製造及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットが,それ以降の監視又は測定で検証することが不可能で,
その結果,製品が使用され,又はサービスが提供された後でしか不具合が顕在化しない場合には,
組織は,その製造及びサービス提供の該当するプロセスの妥当性確認を行わなければならない。
妥当性確認によって,これらのプロセスが計画どおりの結果を出せることを実証しなければならない。
組織は,これらのプロセスについて,次の事項のうち該当するものを含んだ手続きを確立しなければならない。
a) プロセスのレビュー及び承認のための明確な基準
b) 設備の承認及び要員の適格性確認
c) 所定の方法及び手順の適用
d) 記録に関する要求事項(4.2.4 参照)
e) 妥当性の再確認
実際の性能はどこまで保証されているもの何でしょうか、、、
カタログ値や設計値はあるが本当の保証なんて存在しないそんな世界。
色々と疑問は止まないものです。
吹付け断熱の現場で何処まで管理された状態で施工が行われているのでしょうか?
誰が?どうやって保証していますか?
一棟、一棟の環境が違う中でメーカーのカタログ値を満足することの出来る施工を遵守して行われているのでしょうか?
施工者のスキルは?
見えない部分の結果系をどうやって保障出来ているのでしょうか?
無知であれば特に怖いものはありません。
ですが、色々調べた結果前述のようなリスクを感じ、吹付け断熱を落選させました。
スーパーウォール工法に決めました。
私の選択としては多少コスト払ってもリスク低減する事にしました。
長く住む予定の家に不安を抱えて住むより、工場生産で一定の品質保証がされているSWパネルて結構良いじゃないですか!
そんな理由でスーパーウォールに決定。
安くは無いとは思いますが、納得しての判断です。
内部結露35年保証、気密、耐震性能
LIXIL | 高性能住宅工法 | スーパーウォール工法 | 特長 | 品質と保証
吹付断熱やらSWやらで結構判断が打合せ中もブレてしまいましたが、複数の工法の良い部分・悪い部分を提示し、選択させてくれる真摯的なアットパッシブ(at-passive)さんに感謝です。
ほかの工務店では中々味わえない素敵な部分ですね!
アットパッシブ(at-passive)さんが建てるZEHな家に住みたいと思います。
快適な家よろしくお願いします!
アットパッシブ(at-passive)様等で打ち合わせする際に当ブログを見て来ましたよー!
とか言って頂けるとブログ書くのも報われる気がするのでよろしくお願いします。
◆ブログ内リンク◆
実際のデータです。ご参考までにどうぞ。
現状は満足しております。
水道光熱費の比較です。
戸建てで3割安くなるって凄い